第16課 ソロモンの信仰
 

◎本文聖句: T列王記 3:3〜15

◎関連聖歌: 246章、372章

◎暗証聖句:“善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、
         だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか”(T列王記
3:9)

◎参考聖句: T列王記11:1〜11

◎目標 : 1)神様が日々私たちに恵みを施してくださることを知りましょう。

      2)先ず、神様の国とその義を求めたソロモンの信仰を学びましょう。

◎勉強する内容

ソロモン王は神様に千回の全焼のいけにえをささげる時、神様に喜ばれる祈りをした結果、彼が求めていない富と栄華まで得るようになりました(参照、T列王記 3:10〜13)。今日はソロモン王の祈りに対して勉強します。


1.神様の恩恵に感謝することが出来たソロモン

ソロモンは父であるダビデ王と、自分に対する神様の恩恵を悟って感謝することが出来る人でした。T列王記3章6節を見ると“あなたは、あなたのしもべ、私の父ダビデに大いなる恵みを施されました。それは、彼が誠実と正義と真心とをもって、あなたの御前を歩んだからです。あなたは、この大いなる恵みを彼のために取っておき、きょう、その王座に着く子を彼にお与えになりました”と記録されています。
今日、誠実と公義と正直な心で神様に仕えた私たちの信仰の先輩たちに恩恵を施し、また、現在の私たちにも相変わらず恩恵を施してくださる神様に感謝しなければなりません。

私たちは罪によって汚れて、死ぬしかありませんでしたが、神様はイエス・キリストをこの地に送られ、十字架で身引き破かれて血を流して死んでくださったことによって私たちのすべての罪を許してくださいました。ですから、私たちはこの神様の恩恵を長く感謝しなければならないでしょう。真の感謝とは、イエス様が罪の中にある私を救うために十字架で身引き破かれて血を流して死んでくださったことです。
 

2.謙遜なソロモン

ソロモンは神様の恵みに感謝しただけでなく、神様の前で謙遜でした。彼は “わが神、主よ。今、あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。しかし、私は小さい子どもで、出入りするすべを知りません”(T列王記3:7)と告白しました。ソロモンはイスラエルの王になったにもかかわらず、自ら何も分からないと告白して神様の前で謙遜に自分を低めたのです。
謙遜とは神様の前で自分の不足さを悟って認めるだけでなく、全面的に神様に助けを求めることです。また、真の謙遜とは神様の前で自分が罪人であることを悟って、イエス様を救い主としてお迎えすることです。キリストは神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです
(参照、ピリピ2:6〜7)。そして 3年半の公生涯期間の間、貧しく、疏外されて、病んいる人々に尋ねられ、良い知らせを語られました。
それだけでなく、イエス様は自ら弟子たちの足を洗ってくださる謙遜と仕えの模範を見せてくださいました
(参照、ヨハネ13:4〜11)。そして、私たちのすべての罪を贖うために、十字架の上で身引き破かれて血を流し死んでくださいました。それゆえに神は、キリストを高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ るためです。 (参照、ピリピ2:9〜10)。


3.責任感あるソロモン

ソロモンは王としての自分の不足さを認めただけでなく責任感のあふれる人でした。ですから、神様の民をよく治めるために神様に聞く心、すなわち賢い心を求めました。T列王記3章9節を見ると“善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか”と記録されています。

神様はイエス・キリストを信じて神様の子供になった私たちにも、信仰の分量どおり多様な職分をくださいました。これに対して使徒パウロは “私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりひとりに言います。だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。いや、むしろ、神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい”(ローマ12:3)と言いました。ですから、私たちの引き受けた職分が大きいと高ぶったり、また小さいと不平を言ったりしないで、ただ神様が私たちに任せてくださった職分に最善をつくして忠誠しなければなりません。聖書は“このばあい、管理者には、忠実であることが要求されます”(Tコリント4:2)とおっしゃいました。

様はたとえ小さな事でも感謝して、任された仕事に最善をつくす者に報いでくださいます。それだけでなく、小さな事に忠誠する者にもっと大きい事を任せられるのです (参照、マタイ 25:23)。
 

4.神様の祝福を受けたソロモン

父の後を引き継いで王位に上がったソロモンは、神様の前で富と光栄と長寿を求めたのではなく、民たちをよく治めるために知恵を求めました。彼は先に神様の国と義を求めることで、神様の心を喜ばせました。ここで、神様はソロモンが求めなかった富貴と光栄まで彼にくださったのです。

T列王記3章11節から13節を見ると “神は彼に仰せられた。「あなたがこのことを求め、自分のために長寿を求めず、自分のために富を求めず、あなたの敵のいのちをも求めず、むしろ、自分のために正しい訴えを聞き分ける判断力を求めたので、今、わたしはあなたの言ったとおりにする。見よ。わたしはあなたに知恵の心と判断する心とを与える。あなたの先に、あなたのような者はなかった。また、あなたのあとに、あなたのような者も起こらない。そのうえ、あなたの願わなかったもの、富と誉れとをあなたに与える。あなたの生きているかぎり、王たちの中であなたに並ぶ者はひとりもないであろう”と記録されています。神様の充満な喜びは、この御言葉を通じて分かるでしょう。神様は先に、神様の国とその義を求める者にすべてのものを加えられます(参照、マタイ6:33)。ですから、私たちもソロモンのように先に神様の国とその義を求める人生を送らなければなりません。そ うすれば神様が私たちに天の大いなる祝福と地の祝福であふれるように満たしてくださるでしょう。

 

◎ 聖書研究

1.千回の全焼のいけにえを捧げたソロモン王の夢に神様が現われて “あなたに何を与えようか。
  願え”(T列王記 3:5)とおっしゃいました。この時、ソロモン王が神様に求めたことは何ですか?

2.ソロモン王の祈りを聞いた神様は、彼にどんなに答えられましたか?(勉強する内容参照)
 

◎交わりと適用

1.先に神様の国とその義を求めた結果、求めてなかったことまでも加えてくださった神様の恩恵をお互いに話して
  見ましょう。

2.あなたの祈りは、ソロモン王の祈りとどんな差がありますか?