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第14課 エステルの信仰と祈り
◎本文聖句
:
エステル記
3:12〜7:10 ◎暗証聖句 :“行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます”(エステル記 4:16) ◎参考聖句 : エステル記1:1〜3:11 ◎目標 : 1) エステルの信仰と祈祷を模範としましょう。 2)心を合わせる祈りの能力を知りましょう。 ◎勉強する内容 エステルは自分の民族が危機に処した時 ‘死ななければならないのでしたら、死にます’と言う覚悟で祈って民族を救った女性です。今日は王妃エステルの信仰と祈祷について勉強します。
エステルは早くから親を亡くしましたが、叔父であるモルデカイから愛されながら成長しました。モルデカイがエステルを自分の娘のように養育してくれたのです(参照、エステル記 2:7)。
エステルはバビロンの王ネブカデネザルがユダ民族を捕らえて行く時にモルデカイとともにバビロンの捕虜になりますが、あまりにも美しかったので、ペルシア王アハシュエロスの王妃になる栄光を受けるようになりました。ところである日エステルはモルデカイから王の臣下であるハマンの陰謀によって全てのユダ民族が滅絶される危機に処していることを聞きました。そしてモルデカイから
“王のところに行って、自分の民族のために王にあわれみを求めるように”と頼まれました(参照、エステル記
4:8)。しかし、エステルは
“王の家臣も、王の諸州の民族もみな、男でも女でも、だれでも、召されないで内庭にはいり、王のところに行く者は死刑に処せられる”と言いました(参照、エステル記
4:11)。するとモルデカイは
“あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない”(エステル記4:13〜14)と言いました。この言葉を聞いたエステル“死ななければならないのでしたら、死にます”という覚悟で王のところに行くことを決心します。今日私たちも神様が私たちに地位や権勢をくださった理由はそれを通じて神様に仕えて隣り人に仕えるという神様の御心と摂理があるというのを悟らなければなりません。 2.自分の民族を愛したエステル 普段から自分の民族を愛していたエステルはすべてのユダヤ人が全滅する危機に置かれたという話を聞いて愛国心がもっと燃えあがるようになりました。それで滅絶の危機の中に処した自分の民族を救うため ‘死ななければならないのでしたら、死にます’と言う覚悟をしたのです(参照、エステル記4:16)。
モーセやパウロも自分の民族を愛した人でした。モーセは自分の民族を導いてカナンに向かって行く中、民たちが神様に大きい罪を犯して裁かれるようになった時、神様の御前で“ああ、この民は大きな罪を犯してしまいました。自分たちのために金の神を造ったのです。今、もし、彼らの罪をお赦しくだされるものなら・・・。しかし、もしも、かないませんなら、どうか、あなたがお書きになったあなたの書物から、私の名を消し去ってください”(出
32:31〜32)と祈りました。
モルデカイの話を聞いたエステルは、自分はもちろんすべてのユダヤ人に三日間断食しながら祈ることを要請しました。エステル記 4章 16節を見ると “行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます” と記録されています。その頃ペルシアの法は王の許諾がなくては誰も王のところに行くことが許されませんでした。たとえ王妃でも王のお呼びなしで王のところに行くことが出来なかったのです。しかし、エステルはただ自分の民族を救うという一念で王のところに行く決心をして断食しながら祈ったのです。断食祈祷とは私たちの人間の一番基本的な本能である食欲まであきらめて全面的に神様にすがって祈る行為です。イエス様もてんかん病にかかった子供を癒された後、弟子たちに “ただし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません”(マタイ17:21)とおっしゃいました。ですから、私たちが難しい問題に直面した時には神様の前で断食しながら呼び求めなければなりません。神様は私たちが断食しながら祈る時、驚くほどの奇跡の答えをくださるのです。
エステルは神様の民が心を合わせて祈れば必ず答えてくださることを信じました。そうですからすべてのユダヤ人たちに心を一つにして三日間断食しながら祈ることを頼みました。申命記 32章 30節を見ると ‘ひとりが千人を追い、ふたりが万人を敗走させたろうか’ と記録されています。また、イエス様も “もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます”(マタイ18:19)とおっしゃいました。ですから、私たちが難しい問題に直面した時、家族と信頼出来る信仰の友と心を一つにして祈れば必ず神様が天の窓を開いて驚くほどの答えをくださると信じなければなりません。
三日間の断食祈祷を終えたエステルは王のお呼びがなかったにもかかわらず、信仰を持って王の前のところに行きました。すると王はエステルを喜びながら
“王妃エステル。何がほしいのか。王国の半分でも、あなたにやれるのだが”(エステル記5:3)と言いました。エステルは二度の宴会を用意して王とハマンを一緒に招待した後、王にハマンが企んでいる陰謀を賢く暴露しました。その結果、全滅の危機の中にあったユダ民族は助けられましたし、ユダヤ人たちはこれを記念して
‘プリムの日’を決めてお祝いするようになりました(参照、エステル記9:20〜28)。それから、ハマンを含めて彼の十人の息子たちとユダヤ人を憎んだ人は皆惨めに破滅されてしまいました(参照、エステル記
9:5〜16)。今日私たちもエステルの信仰と祈祷を模範として民族のために祈って、福音化することにもっと力をつくさなければなりません。真の愛国者は国家と民族のために喜んで十字架を背負って祈る人です。 ◎聖書研究 1.神様が私たちに地位や権勢をくださった目的は何でしょうか?(勉強する内容参照)
2.ハマンの陰謀で全滅の危機の中にあったユダ民族が助けられたことを記念して制定された祭りはなんですか?
2.あなたはエステルとモーセとパウロのように心から民族の救いのために祈っていますか?
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