第26課 効果的な伝道方法 (2015.7.1)

1.明らかな目標を立てなさい

戦場に行く軍人たちには、個人別、分隊別、小隊別、大隊別にそれぞれ任された義務と目標があります。したがって、戦場に行く軍人は、自分に任された義務と目標が何かを確実に理解してから進軍し、戦って勝利することができます。同じように、私たちが天より尊いたましいを救う霊的戦争に臨む時も、必ず目標を設定して進めば、勝利することができます。
パウロは『私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません』(Ⅰコリント9:26)と語りました。私たちの1次的な伝道対象者は、まだイエス・キリストを受け入れていない家族でなければなりません。そして、家族を効果的に伝道するために、「家族の中の誰々は、いつまでに伝道する」という具体的な目標を立てなければなりません。このようにして、自分の家族がすべてイエス様を受け入れるようになれば、その次は隣人の中で伝道する対象者を決めて、彼らをいつまでに伝道すると決めなければなりません。このように、私たちが明らかな目標を設定すれば、神様も私たちの目標に対して、明らかに働いて下さるのです。

2.伝道する機会を把握しなさい

私たちがいつまでに誰を伝道する、という目標を設定した後には、その目標を達成するために、明確に把握しなければなりません。聖書には、『そういうわけしたがって、賢くない人のようではなく、賢い人のように歩んでいるかどうか、よくよく注意し、機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです』(エペソ5:15-16)と記されています。ここで、「機会を十分に生かして用いなさい」という言葉の語源的意味は、「機会を買いなさい」という意味です。したがって、私たちがたましいを救うためには、日頃すべての人々と和睦するように過ごし、また彼らに善を施し、もてなしながら福音を宣べ伝える機会を把握しなければなりません。学生は学校で、社会人は職場で、自業家は自業場で、そして運動選手は訓練場で、それぞれ伝道の機会を作らなければならないのです。

3.サタンの勢力を縛り、知恵を用いて福音を伝えなさい

サタンは福音を伝えることを最も嫌がるので、私たちが伝道しようとする時、あらゆる方法で妨害します。したがって、私たちは伝道を妨害するサタンの勢力を縛らなければなりません。聖書には、『何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており』(マタイ16:19)と記されています。私たちが地上で伝道を妨害するサタンを縛ってしまえば、天におられる神様もサタンの妨害を縛られるのです。このように、私たちが伝道を妨害するサタンの勢力を縛った後は、知恵を用いて福音を伝えなければなりません。
ヨハネの福音書4章を見れば、イエス様がサマリヤの女に伝道する時、知恵を用いられたことを知ることができます。イエス様がサマリヤの女に伝道した時に、まず言われた言葉は『わたしに水を飲ませてください』でした。水をくみに来たサマリヤの女の最大の関心事は、まさに「水」でした。イエス様は、その女の関心事から、対話の糸口を解いていかれました。私たちも伝道する時に、相手の関心事から対話を始めることが、好ましい方法です。しかし、相手の関心事だけ話して伝道を終わったり、また相手の気分に合わせて伝道を終わったりしてはいけません。必ず、伝道の核心であるイエス・キリストを伝えなければなりません。
私たちの伝道の目的は、伝道の対象者がイエス・キリストを受け入れることです。したがって、私たちが伝道する時、最初は相手の関心事を用いて対話を始めますが、聖霊様の導きに従って機会を把握し、福音の核心を伝えなければなりません。イエス様も、サマリヤの女と対話する中で明確に把握し、御自身がメシヤであることを明らかにされました。(ヨハネ4:26)

4.信仰を口で告白するようにしなさい

伝道の対象者が心の門を開いて福音を受け入れたなら、次の段階では、イエス様を救い主として信じることを、口で告白するようにしなければなりません。ローマ10章10節に『人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです』と記されているからです。
この時、後ろに記述したイエス様を受け入れる祈りを、一緒に告白します。『愛のイエス様、私は罪人です。今までどこから来て、なぜ生き、どこに行くのかもわからずにさまよってまいりました。私のすべての罪を悔い改めますから、イエス様の十字架の血潮で赦して下さい。私のために死なれ、よみがえられたイエス様を私の救い主として受け入れます。もう私は、神様の子供になりました。今から永遠に主と共に生きます。私を救って下さり、感謝します。イエス様の御名によってお祈りいたします。アーメン。』

5.伝道の途中で簡単に落ち込んではいけません

伝道をすれば、相手が簡単に心を開いて福音を受け入れる場合もありますが、福音を受け入れないこともあるので、心が落ち込む時もあります。しかし、私たちが伝道の実を結ぶためには、どんな困難が訪れても忍耐しなければなりません。「十回切って倒れない木はない」ということわざがあるように、私たちが一人のたましいを救うために力を尽くして努力すれば、必ず良い実を結ぶようになるからです。ある聖徒は、友人を伝道するために300回ほど訪問した結果、その友人を主に導きました。したがって、私たちが善を行うのに飽いてはいけません。(ガラテヤ6:9)
神様の時が来れば、必ず実を刈り取るようになります。イエス様の最大の関心事は、失われたたましいを救うことにあります。したがって、イエス・キリストを信じて救われた私たちの関心事も、当然、失われたたましいを救うことなのです。

◎聖書研究
1.効果的に伝道するためには、どんな方法を用いなければなりませんか?(勉強する内容)
2.イエス様の最大の関心事は、何でしょうか?(勉強する内容)

◎交わりと適用
1.あなたは、伝道にどれくらい関心を持っていますか?
2.伝道の実を結んだ境遇と、伝道する過程の中の境遇を、お互いに話してみましょう。