第25課 伝道者の姿勢 (2015.6.24)

1.救いの確信がなければならない

伝道者は、イエス様を通して救われた確信がなければなりません。伝道とは、自分が体験した神様の恵みを、事実のまま他の人に伝えることです。自分が神様の恵みによって救われた確信がなかったら、どのような方法で、他の人にイエス様を信じ、救われて天国に行きましょうと言うことができるでしょうか? すなわち、伝道者が他の人を伝道する前には、まず救いの確信を持つことが非常に重要です。イエス様に直接出会った体験があり、主に従う者だけが人間を獲る漁師になることができます。(マタイ15:14) 救いの確信を持つことは、イエス様を通して罪の赦しを得て、神様の子供になった事実を確実に信じることを言います。このように、救いの確信がある人は、伝道者としての資格を持つのです。

2.福音を恥としてはいけません

今日、多くのクリスチャンが、イエス・キリストを信じることを恥に思い、隠そうとします。イエス様を信じれば、殺され、捕まる時代ではないのに、自分がクリスチャンであることを堂々と現せない人が多くいます。なぜ、多くのクリスチャンたちは、イエス様を信じている事実を隠すのでしょうか? それは、自分がクリスチャンであることを現すと、自分の行動に制約と規制が伴うことを憂慮するからです。また、イエス様を信じている事実を隠すことは、その人が主を熱く愛していないからです。このように福音を恥とする人々に向かって、イエス様は『このような姦淫と罪の時代にあって、わたしとわたしのことばを恥じるような者なら、人の子も、父の栄光を帯びて聖なる御使いたちとともに来るときには、そのような人のことを恥じます』(マルコ8:38)と警告されました。したがって、私たちはイエス様と福音を恥としてはいけません。
イエス様の時代の十字架の刑は、罪人を裸にして、生きたまま、くぎを打って殺す非常に恥辱的で、すさまじい刑罰でした。しかし、イエス様は私たちを救われるために十字架を忍ばれ、はずかしめをものともされませんでした。(へブル12:2) したがって、私たちは、イエス様が十字架で受けられた苦難が空しくならないように、福音伝道に力を尽くさなければなりません。パウロは、彼の信仰の子であるテモテに送った手紙で『みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい』(Ⅱテモテ4:2)と語りました。

3.聖霊様が働かれるように祈らなければなりません

聖書に対する知識が多く、話すことが好きだからといって、伝道が上手にできるとは限りません。Ⅰコリント12章3節を見れば、『ですから、私は、あなたがたに次のことを教えておきます。神の御霊によって語る者はだれも、「イエスはのろわれよ」と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」と言うことはできません』と記録されています。これは、聖霊様の働きがなくては、誰もイエス様を救い主として受け入れることはできないという意味です。したがって、私たちは伝道をする前に、まず聖霊様が働かれるように祈らなければなりません。
今日、多くの教会が効果的な伝道方法を求めていますが、神様はたましいの救いのために祈る人を探しておられます。神様はひざまずいて祈る人を通して、救いの働きを成されるからです。伝道は、不信者たちのたましいを捕らえて、救われないようにさせる悪霊たちとの戦いである、と言うことができます。(エペソ6:12) そして、祈ることは、この霊的な戦いの援護射撃をするようなものです。私たちは、祈りの大砲とミサイルを発射して、悪しきサタンの敵陣を破壊してから、小銃と機関銃によって敵軍を一つ一つ撃破しなければなりません。大砲をたくさん打てば打つほど、サタンの敵陣が多く破壊されるので、サタンの敵陣に入った後、敵をすべて滅ぼしやすくなります。したがって、伝道するためには、祈りを多くしてから進まなければなりません。私たちが伝道する対象者の名前を知っていれば、その名前を呼びながら祈ることが良いでしょう。そうすれば、聖霊様が伝道対象者の心の門を開き、簡単に福音を受け入れることができるように準備して下さいます。また、路傍伝道や病院伝道のように、誰に会って伝道するのかわからない時には、「聖霊様、今日、誰に出会えるかはわかりませんが、聖霊様が備えられた人に導いて下さい」と祈らなければなりません。そうすれば、聖霊様が備えられた伝道対象者に、私たちを導いて下さるのです。

4.忍耐と犠牲を覚悟しなければなりません

伝道すると、伝道対象者の心の門がすぐ開かれて、簡単に福音を伝えることもありますが、時には迫害に遭うこともあります。しかし、私たちが伝道の実を結ぶためには、忍耐と犠牲を覚悟しなければなりません。
イエス様は、『わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々はそのように迫害したのです』(マタイ5:11~12)と告げられました。したがって、私たちが伝道するために受ける迫害や犠牲をよく忍耐すれば、天で大きな報いを受けるようになるのです。世の中の仕事でも、忍耐せず、犠牲をしなければ、良い結果を期待することができないのに、ましてや尊い魂を救う働きをするために、忍耐と犠牲を覚悟せずにできるでしょうか? 私たちが福音のために忍耐と犠牲を受け入れば、聖霊様が私たちの心の中に、言葉に表せない喜びとやりがいを感じるようにされ、また現在も将来もすばらしい祝福を施して下さるのです。

◎聖書研究
1.伝道する時、最も重要なことは何だと言えますか?(勉強する内容)
2.伝道者が持つべき心の姿勢は、何ですか?(勉強する内容)

◎交わりと適用
1.今まで、どのような心の姿勢で伝道に臨んだのか、お互いに話してみましょう。また、最も効果的な伝道方法は何か、分かち合ってみましょう。
2.あなたの伝道対象者は誰ですか? その人を伝道するために、どのような努力をしていますか?