第12課 誤りを認めさせる聖霊様 (2015.3.25)

1.罪について誤りを認めさせる

人間は、誰でも罪の中から生まれます。ダビデは、「ああ、私は咎ある者として生まれ、罪ある者として母は私をみごもりました」(詩篇51:5)と告白しました。ここで、罪はギリシャ語で『マルティア』と言いますが、これは『的から外れた状態』を意味します。すなわち、罪とは、私たちが神様の御心から外れた状態なのです。罪を犯したアダムとエバは、神様から追放されました。このように、人の先祖アダムが、神様から追放された状態のまま、人間が生まれたことで、アダムの子孫は、すべて母親のお腹から生まれた時から追放された状態、すなわち罪にいる状態として生まれるようになったのです。したがって、神様を離れた人間の人生は、自然に捨てられた状態、絶望的な存在になるしかありませんでした。
しかし、罪に陥った人間に、神様の大きな愛と憐みが示されました。それが、イエス・キリストを通した救いの働きです。イエス様は、処女マリアを通して、罪なくこの地でお生まれになりました。そして、不義や咎がなく、この世で暮し、罪人ではなく、義人として不義の者に代わって十字架にかかって死にました。十字架を通して、イエス様は神様と人間の間を塞いでいた壁を崩し、人間のすべての罪を清算されました。イエス様は人間のすべての罪を代わりに背負われ、十字架にかかって死ぬことで、神様と人間の間を和解されたのです。(エペソ2:16)ですから、イエス・キリストを信じて救いの恵みを受け入れる者は、誰でも代価なく救いを得るようになります。では、誰が不信者たちに、この事実を悟らせることができるのでしょうか? まさに、聖霊様です。聖霊様は、霊が死んでいる不信者たちに近づき、罪について誤りを認めさせます。そして、イエス・キリストを信じて救いを得るように、助けられるのです。今日も、聖霊様は、主の血によって代価を支払って買われた教会と、聖徒たちを通して、このみわざを続けておられます。

2.義について誤りを認めさせる

義とは、何の意味でしょうか? イエス・キリストを信じない人々は、義という言葉を聞く時、自然に人間的な行為を考えるでしょう。世の人々は、道徳や社会の規範に照らし合わせて見て、欠点が見つからない人を義人だと考えます。しかし、聖書は「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず」(ローマ3:23)と、また「なぜなら、律法を行うことによっては、だれひとり神の前に義と認められないからです。律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです」(ローマ3:20)と記されています。これは、神様の原理の前では、すべての人間が罪人であることを意味します。聖霊様は、この事実を不信者たちに悟らせて下さいます。
なぜなら、彼らはイエス様を信じないで、自分の義を現すからです。この世で罪を一度も犯さない義人は、一人もいません。聖書には、「義人はいない。ひとりもいない」(ローマ3:10)と記されています。義人はただ一人、イエス・キリストだけです。人間の歴史では、すべての人が死んだ後、死体と共に墓を残していますが、イエス・キリストは死に打ち勝ち、復活されたので、空になった墓を残しました。すなわち、これはイエス・キリストが完全な義人である事実を語っています。今日も聖霊様は、このような驚くべき事実を不信者たちが悟るように働いておられます。さらには、不信者たちがイエス・キリストを信じて滅びず、永遠の命が得られるように、絶えず誤りを認めさせる働きをしています。

3.さばきについて誤りを認めさせる

イエス様は、「さばきについてとは、この世を支配する者がさばかれたからです」(ヨハネ16:11)と語られました。ここで「この世を支配する者」は、エデンの園でアダムを誘惑し、この世の王権を奪ったサタンを示します。元々、人間は神様からこの世を治める権勢を受けました。(創1:26)しかし、アダムとエバがサタンの誘惑に陥って、神様に反逆したので、神様から捨てられるようになりました。それだけでなく、彼らはサタンのしもべになり、この世を治める権勢をサタンの手に渡してしまいました。ですから、サタンはイエス様を試みる時、イエス様を導いて高い所に上って行き、瞬く間に世界の国々を全部見せて、「この、国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう」(ルカ4:6)と言いました。
しかし、神様は、サタンのしもべになった人間をそのまま放っておかれませんでした。ひとり子イエス・キリストをこの世に遣わし、人間のすべての罪を代わりに背負わせ、十字架につけました。したがって、誰でもイエス・キリストを信じる者は、救いが得られるようになりました。この祝福の知らせを受け取り、信じるだけで、老若男女、貧富貴賤など関係なく、誰でも救いを受けて、神様の子供になれるのです。また、イエス・キリストを信じて神様の子供になった人は、サタンの手に渡されたすべての権勢が、再び回復されるようになります。サタンは、イエス・キリストの十字架を通して敗れ、裁きを受けることで、人間とこの世を所有する権勢を失いました。そのため、イエス・キリストの十字架は、キリストを信じる人には救いと恵みの道であり、サタンには滅びの裁きになるのです。
今日、聖霊様は裁きをとおして、二つの誤りを認めさせます。まず、サタンに対して誤りを認めさせます。サタンが人間の弱点を利用して、人間を自分のしもべとし、人間が治めていた全世界を自分のものとして所有したことについて、その邪悪な行為をやめるように誤りを認めさせるのです。もう一つは、人に対して誤りを認めさせます。神様が人間に赦しと救いの道を開いたにもかかわらず、悟れずに神様に立ち返らないことに対するものです。私たちは、十字架ですでに裁かれたサタンの実情を正しく知るべきです。これらによって、私たちが勝利する信仰生活を送ることができるのです。それだけでなく、私たちはこの事実を不信者たちに確かに宣べ伝え、一人でも多くのたましいを救うことができるように、力を尽くさなければなりません。

◎聖書研究
1.聖霊様は不信者たちについて、どのようなみわざをしますか?(勉強する内容)
2.私たちはどうすれば、不信者たちに対する聖霊様の働きに賛同できるのでしょうか?(勉強する内容)

◎交わりと適用
1.自分が神様の子供になるまで、聖霊様がどのように働かれたのか、お互いに話してみましょう。
2.あなたは、不信者たちに対する聖霊様の働きに賛同していますか? あなたの伝道対象者は誰であり、またその人のために何をしようと思いますか?