第3課 病(やまい)の癒しの福音 (2015.1.21)

1.病の根源

一番目、人の病の根源は、サタンと罪と呪いです。サタンがアダムとエバを誘惑し、神様の御前で罪を犯させ、アダムとエバの罪によって神様の呪いが臨むようになりました。そして、この呪いによって、人に病が来るようになったのです。ですから、人の病の最初の根源はサタンです。サタンがいる場所には罪があり、罪がある場所には必ずサタンがいます。サタンは、アダムとエバを誘惑し、神様の御前で罪を犯させた後、その代価として人に病が来るようにしました。ある人は、「病は、病菌から来るはずだ」と反論します。もちろん、それも間違いではありません。しかし、病菌を始めとした全ての病の根源は、サタンから受けます。死の権勢をつかんでいるサタンは、絶えず人々に病の根源を差し出し、盗み、殺し、滅ぼそうとするのです。(へブル2:14, ヨハネ10:10)
二番目、人の病の根源は罪にあります。病や死のない人に死刑宣告が下されたのは、アダムとエバが神様に罪を犯したからです。人類の先祖であるアダムとエバが神様に罪を犯したことによって、死の権勢は人の魂を腐敗させ、肉体を殺し始めました。魂は、神様との断絶によって、肉体より先に死を迎えるようになりました。すなわち、魂の死は罪によって、肉体の死は魂の死によって来ます。この死の始まりが、まさに病です。したがって、病の根源は罪にあるのです。
三番目、人の病の根源は呪いです。神様は公義な方なので、罪に対して刑罰を下されます。人がサタンの陰謀に陥り、神様を裏切った結果、呪いが来るようになりました。人が神様の勧めを聞かず、最後まで神様の愛に背けば、神様は喪失した思いで人を放り出し、彼らの器に応じた報いを与えられます。(ローマ1:27~28) これが、呪いによって来る病の始まりです。このように、病は罪と呪いから来るものであり、私たちを盗み、殺し、滅ぼすためにサタンがもたらすものなのです。(ヨハネ10:10)

2.癒しの道

イエス様が十字架にかかることによって、病をもたらすサタンと罪と呪いをすべて滅ぼし、病の癒しの道が開かれました。イエス様がこの世に来られたのは、人に罪を犯させ、病をもたらすサタンのしわざを打ち壊すためでした。(Ⅰヨハネ3:8) 神様の御子であられるイエス・キリストがこの世に来られ、人類のすべての罪を代わりに背負われ、十字架で「完了した」と叫ばれた時、サタンのすべてのしわざは破壊されました。イエス・キリストの十字架を通して、病が癒される道が開かれたのです。また、イエス様は、私たちの罪を引き受けるために、自ら傷を受けました。(イザヤ53:5) そのため、罪が赦される道はイエス・キリストを通した道だけです。私たちは、イエス様を通して罪が赦され、病が癒されます。主は、宣教期間の三分の二を病の癒しの働きで過ごされました。さらに、イエス様は自ら木にかかり、呪いを受けられることによって、私たちを律法の呪いから贖われました。(ガラテヤ3:13) その結果、私たちは罪の赦しを受け、呪いによって来るすべての病からも自由になりました。
このように、イエス様は十字架の贖いを通して、サタンのしわざと罪と呪いの問題を解決されました。ですから、イエス様に進み出る者は、誰でも罪が赦され、病が癒されるようになるのです。

3.病の癒しは今日でも可能なのか?

洗礼と聖餐、そして病の癒しの働きは、教会がこの世の終わりの日まで続けなければなりません。しかし、今日多くの教会が洗礼を略式洗礼に代え、聖餐は一年に一、二回だけ執り行い、病の癒しの儀式をほとんど実行しないことが多いのです。このような現象は、今日教会が神様の御言葉から遠ざかっていることを示す証拠です。はたして、病の癒しは、初代教会以後、消えてしまったのでしょうか?
神様は、教会の中に様々な賜物を与えられました。Ⅰコリント12章28節は、『そして、神は教会の中で人々を次のように任命されました。すなわち、第一に使徒、次に預言者、次に教師、それから奇蹟を行う者、それからいやしの賜物を持つ者、助ける者、治める者、異言を語る者などです』と記されています。この御言葉から、私たちは賜物の中で、はっきりと病の癒しの賜物があることを知ることができます。また、ヤコブも『あなたがたのうちに病気の人がいますか。その人は教会の長老たちを招き、主の御名によって、オリ―ブ油を塗って祈ってもらいなさい』(ヤコブ5:14)と語りました。ですから、病の癒しの賜物は、初代教会以後に消えたのではなく、今日も変わらず現れているのです。病の癒しは、天国の基盤になります。イエス様が『しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを 追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです』(マタイ12:28)と語られたことによって、悪霊を追い出し、病を癒すことが、天国の臨在のしるしであることを示されました。今日、一部の教会の聖徒たちが霊肉共に病気になり、信仰生活に活気がない理由は、彼らに神の国が臨まず、癒しが受けられないからです。そのため、教会は福音宣教と共に、病の癒しの働きを起こして、霊肉共に病気の聖徒たちを癒さなければなりません。では、イエス様は2000年前に復活、昇天されましたが、今日では誰がこのイエス様の働きを続けるのでしょうか?
その働きは、助け主である聖霊様が続けられます。イエス様は、『わたしの上に主の御霊がおられる。 主が、貧しい人々に福音を伝えるようにと、わたしに油を注がれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕われ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために』(ルカ4:18~19)と、イザヤ書を引用して、聖霊様がイエス様の働きを続ける、と語られました。ですから、2000年前にイエス様が行かれた場所ごとに起こった病の癒しの働きが、今日も私たちの中に起こらなければなりません。

◎聖書研究
1.人間の病の根源は何ですか?(勉強する内容)
2.イエス様は十字架の贖いを通して、私たちに病をもたらすサタンのしわざと罪と呪いの問題をすべて解決されました。今日、このイエス様の働きを続けている方は誰ですか?(勉強する内容)

◎交わりと適用
1.主の能力によって、病の癒しを体験した境遇をお互いに話してみましょう。
2.家族や区域の家族、そして隣人の中に病人がいれば、病の癒しを受けられるように、共に心を合わせて祈りましょう。